20代の社会人におすすめしたい本(「その他大勢のダメ社員」にならないために20代で知っておきたい100の言葉)
みなさん、こんにちわ。
みなさんは会社の中でその他大勢のダメ社員になっていませんか?
周りが気になり、仕事で個性を出せないでいませんか?
正直、自分の個性を出すのが苦手です。私もダメ社員の一人なのかもしれません。今日はそんな私から同じ悩みを持っている若い方におすすめしたい本を紹介します。
タイトル
「その他大勢のダメ社員」にならないために20代で知っておきたい100の言葉
著者 千田 琢哉
出版社 PHP研究所
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【目次】
1、購入目的
私は社会人になり10年経ちます。そんな私も会社の中では個性を出すのが苦手で「その他大勢のダメ社員」であると感じています。そこから脱却するために本を購入しました。
2、おすすめ理由
この本では「その他大勢のダメ社員」にならないために大切なことが書かれている。社会人としての意識改革やスキル向上するためのコツが書いています。私でも普段取り組んでいることも多く書かれていますが、なるほどと思うこともありました。短い言葉で表現されているため、読者が苦手な方でも読みやすいです。きっと、みなさんにも仕事をしていくうえで役に立つことが書かれているはずです。
3、ポイント
社会人として意識しておくべきこと
ここでは社会人として意識しておくべきことが多く書かれていましたが、私が印象に残っていることを3つ紹介します。まず、1つ目は客の気持ちを理解するために自社商品を自腹で購入するです。どんなにいい商品を開発しても自己満足ではダメです。自社の商品は客としてお金を出す価値があるのかを考えなければなりません。商品を開発・販売する際は客の立場に立つことが大切です。
2つ目は「情報」は活かすことで価値が生まれるです。最近は様々なツールから多くの情報を得ることができます。しかし、その多くの情報を有効に使えていないのではないかと思います。私もその1人です。情報は自分に置き換え日常に結び付けることで知識となります。そのように「情報」を活かし、「情報」に価値を生み出していかなければならない。
3つ目は仕事のライバルは自分自身であるです。スポーツの世界でも一流選手の中にはライバルは自分自身であるという方がいますが仕事も同じです。会社という狭い枠の中にいると周りが気になってしまいます。しかし、将来に向かって進んでいくためには自分自身と向き合うことが必要です。会社という小さい枠にとらわれず、広い視野を持ち自分自身のスキル向上に努めることで将来に向かい進むことができます。
企画を通すために取組むこと
著者は
「相手の時間を生み出してあげるのかを提案すること企画力」
であると述べています。企画書を作る際は相手のことを考えなければなりません。
また、どんなに自分がいいと思った企画でもすべてがいい企画とは限りません。
「どんな企画も10のうち6は失敗、3はちょい勝ち、1が勝ち」
いい企画を推し進めていくことはもちろん大切ですが、失敗した企画も無駄にせず次に活かすことでより良い企画を生み出すことができます。
「自分の企画がボツになってもムッとしない」
せっかく考えた企画がボツになる経験は誰にでもあるはずです。そんなとき、ムッとしてはいけません。なぜ、企画が通らなかったのかを考え取り組んでいくことが大切です。
プレゼンで大切なこと
プレゼンは謙虚な気持ちで臨むこと大切なことです。まずはプレゼンのために関わってくれた人への感謝の気持ちを持ちます。プレゼンはあなた一人の力でできるものではないことを理解し、プレゼンには全力で臨んでください。
次にプレゼンは誰にでも分かるように説明しなければなりません。自分がだけが分かるプレゼンではダメです。プレゼンは自分以外の人のために行います。できれば、小学生でも分かる内容で話すことが誰にでも分かるプレゼンとなるはずです。
4、最後に
著者はこの本は
「遠回りをしている自分が間違っていないことを確認するための本」
であると述べています。また、「遠回りすることはいいことである」とも書かれています。人間は誰しも近道を知り、楽をしたいと考えています。しかし、遠回りし、様々なことを経験することでしか得られないものがあります。自分が周りと比べ劣っているように見え、近道をしたいことがあると思います。そんなときはこの本を読み焦らずじっくり自分と見つめ合い自信を持って仕事に取り組んでほしいと思います。