〈2019年度 ラン活〉 ランドセルの選び方のポイント・選ぶ基準
みなさん、こんにちは。
昔と違い今のランドセルはいろいろな種類があります。素材や色はもちろん、デザインや背負いやすさなどそれぞれのランドセルに個性があり選ぶのが大変です。しかも、ランドセルは6年間使用するので子どもにとっても親にとってもいいものを選びたいですよね。
今回は多くのランドセルから自分に合ったランドセルを見つけるために必要な選ぶ方のポイントや何を基準にすればいいのかを紹介することでみなさんがランドセルを購入するときの参考にしていただきたいと思います。
【目次】
1、素材(見た目・重さ・価格)
まず、ランドセルを選ぶポイントで大切なのが素材ですね。ランドセルの素材は大きく分けて3種類あります。それは、クラリーノ・牛革・コードバンです。ここでは、それぞれの素材の見た目・重さ・価格に重点を置いて特徴をご紹介します。
まず、クラリーノの見た目はツルツルでテカリがあります。そのため、人によっては安っぽく見えてしまい、クラリーノの欠点になっていると思います。
次にクラリーノの重さは軽いです。重さは1,100g台のものが多いです。牛革やコードバンと比べると約200g~400g軽いです。たった数百gしか変わらないと思う方もいるかもしれませんが、比べて持ってみると全然違います。軽いことにより、子どもへの負担が少ないので、この差は毎日ランドセルを背負う子どもにとっては大きな差だと思います。
そして、クラリーノの価格は安いです。販売価格はブランどにもよりますが、ほとんどが5万円前後です。この価格が安い点もクラリーノの大きな魅力の一つです。
②牛革
牛革の見た目はぶらんどにより様々です。表面がツルツルしたものもあればザラザラしたものもあります。そして、クラリーノよりもやはり高級感があります。また、表面がザラザラしたものは傷が目立ちにくいという特徴もあります。
重さはクラリーノより重くコードバンより軽いです。1,200~1,300g台のものが多いです。クラリーノを持った後に牛革のランドセルを持つとやはり重く感じます。
価格はクラリーノより高く、コードバンより安いです。5~7万円台のものが多いです。
コードバンの見た目は表面はツルツルしていますが、牛革やクラリーノより高級感があります。しかし、他の素材に比べ、傷が目立ちやすいという欠点があります。
重さは牛革よりも少し重いです。1,300~1,500 g台のものが多いです。クラリーノと比べてみると意外と重いです。
価格は牛革よりも高いです。8~10万円を超えるものも多いです。貴重な素材が使用されているので価格もかなり高額です。
重さ 重い ーーーーーーーー 軽い
価格 高い ーーーーーーーー 安い
2、色
色もランドセルを選ぶうえで大切なポイントです。今のランドセルが本当にいろんな色があります。定番の黒や赤はもちろん、水色・茶色・紫色など種類が豊富です。また、枠の色や背あての色が違っていたり、ランドセルの中の色が違うものがあります。
いろんな色があるため、ランドセルを選ぶとき迷ってしまいます。もちろん、子どもが好きな色を選ばせてあげることは大切ですが、子どもが成長しても嫌にならない色を一緒に選んであげてください。
3、デザイン
今のランドセルは刺繍などデザインに凝ったものも多くあります。男の子はランドセルのデザインにこだわる子は少ないと思いますが、女の子はデザインにこだわる子が多いと思います。
確かに刺繍が入ったランドセルはかわいいです。ただ、ランドセルを購入したときはかわいく思えても、成長し小学校高学年になってもかわいく思えるかは分からないですよね。デザインでランドセルを選ぶときは将来のことも考えると大きくなっても満足のいくランドセルを選ぶことができると思います。
4、背負いやすさ
ランドセルの背負いやすさは選ぶポイントとしてはかなり重要です。子どもは学校へ行くとき毎日ランドセルを背負います。時間は10分や20分程度ですが毎日となると子どもへの負担を最小限に抑えたいものです。
最近のランドセルは子どもへの負担を抑えるために背負いやすさにも各ブランドこだわりがあります。背あてや肩ベルトのクッションに柔らかい素材のものを使用したり、肩ベルトの角度や付け根部分の可動具合にこだわったり、背あての形状にこだわり通気性を良くしたりと様々な工夫がされています。
この背負いやすさに関しては一概にどれが一番優れているとは言えません。子どもの体系はそれぞれです。そのため、自分の身体に合うランドセルもそれぞれです。背負いやすさを確認するためには実際に背負ってみるしかありません。ランドセル選びには素材や色なども大切にしたいですが、子どものことも考えて、ぜひ背負いやすさも大切にしてください。
5、オートロック
オートロックとは、ランドセルを止める金具が自動で閉まるというものです。これにより、子どもがランドセルを閉め忘れたまま、前のめりになっても中身が出ることを防止できます。この機能は今では多くのブランドで採用されています。
ただ、この機能は特に必要ないものだと思います。ランドセルの中身が出ないことは大切ですが、たとえ中身が出ても、子どもがそこから学び次は気を付けようと考えるはずです。初めからオートロックによって防止されては、子どもの学ぶ機会が奪われてしまうのではないかと思います。
6、さいごに
今のランドセルは昔と違い、様々な種類がある中で子どもに合ったランドセルを選ぶのは大変です。その中で自分の子どもに合ったランドセルを選ぶときには今回ご紹介したランドセルを選ぶポイントをしっかり押さえて選んでください。
また、ポイントを押さえてもランドセル選びで迷にたときは、「誰のためにランドセルを購入するのか」、「だれがランドセルを背負うのか」をしっかりおくことが大切です。このことを念頭に置いてランドセルを購入すれば自分の子供に合ったランドセルが購入できるはずです。
ランドセル選びは子どもにとって一度しかない大切なものです。ケンカをすることもあると思いますが、できればランドセル選びが子どものいい思い出になるように楽し購入しましょう。